目を閉じる猫

猫の飼育経験があれば、喉から鳴らすゴロゴロという音を聞いたことがある方は多いでしょう。一般的にはあの音を発する際は、飼い主に甘えていると認識されていますが他にもいくつかの意味が存在します。種類によって異なる意味・サインがあるため、しっかりと覚えておいてください。

猫が発するゴロゴロという鳴き声は、人間の喉仏にあたる喉頭の筋肉が収縮することで声帯が連動して揺れて音が鳴るというメカニズムです。これを発する際に最も多いシーンの意味合いとして、スマイルが挙げられます。リラックスしていたり、喜びや幸せを感じている時に周囲にその気持ちを伝える目的で発せられるため、人間で言う微笑みやスマイルに該当するという訳です。印象としては中音域からやや低域よりであり、鳴き声の大きさも控えめという特徴があります。

同様に母猫と子どものコミュニケーションにも、これが用いられます。生後すぐは出せないものの、2日齢になる頃には発することができる声です。母親が子どもに近寄る際に合図として発したり、反対に子どもが自身の健康状態を知らせたりといった用途で使用されると考えられています。スマイルと意味合いや性質が似ているため、同じような高さの音でゴロゴロと鳴らすのが特徴です。

少し低めのゴロゴロといった鳴き声を出す際、自身に危険が迫っていたり体調が良くない場合が多いです。ケガをしていたり、分娩時や病気に罹患して弱っている時や喧嘩を回避しようとしている際に鳴らします。猫同士でにらみ合いをする際にも、鳴らすことがあります。もし威嚇する相手がいなくて、ぐったりしているように感じる場合は体調が悪いケースが多いため注意深く観察して、心配であれば動物病院に連れて行きましょう。

危機が迫っている場合やスマイルよりもさらに高い音を鳴らしている場合、飼い主に何か要求をしているケースが考えられます。ご飯が欲しい時や遊んで欲しいなど、何かしらの要望を伝えようとしていることが多いです。

同じネコ科でもライオンやトラ、ジャガーといった大型獣はゴロゴロという鳴き声を出しません。反対にオオヤマネコやチーター、マウンテンライオンあたりは発します。動物園で大きく雄々しい姿を観察すると共に、ゴロゴロという音を発しているかどうかもぜひ観察してみてください。また全ての猫がゴロゴロという声を出すのではなく、中には一生を通じて発しない個体もいます。正確な理由は解明されていませんが一説によると人慣れしていない個体に多いため、ゴロゴロという声を発しない場合は飼い猫とのスキンシップの機会を増やしてみましょう。

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