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なかなか猫がなつかないときの対処法とは

我が家の猫が全然なついてくれない、家族には甘えているのに自分だけ寄り付かないと思い悩む方は意外と多いです。実は猫がなつかない現象には、きちんとした理由があります。嫌がったり、怖がる行動をとっているケースがほとんどであるため、ぜひチェックして普段の行動を見直してみましょう。

まずなつかない理由として、大きな声や低い声を出していることが挙げられます。呼びかけたり話しかけたりする際に太く低い声を出したり、興奮気味に大きな声を出すことを猫は嫌がります。人間よりはるかに耳の良い動物であり、その聴力は家の外の音や天井裏のネズミの足音を聴き分けるほどです。不必要に大きな声や低い声を出されると、不快に感じたり、威嚇されているように思って避けられてしまいます。もともとの声が低い男性は、対処法として少し高めのトーンにしてささやくような声で呼びかけてあげると良いです。

同様に扉の開け閉めが乱暴だったり足音が大きい方も要注意です。動きが荒々しかったり、声と同じように普段から物音が騒がしい方は避けられやすくなります。動物の習性として自分より大きな生物を恐れる傾向にあるため、ただでさえ体格の大きな人間は恐怖の対象となりがちです。普段の動作をかえりみて、できるだけ静かな動作を心がけると仲が改善されるかもしれません。

猫との距離感が近過ぎる場合も、なつかれない理由の1つです。人なつっこい犬とは異なりパーソナルスペースを重視する動物であり、気を許した相手以外は一定以上近寄らないで欲しいと感じています。仲の良さや認識度合いに応じて4つの段階の距離感を持っており、最上位の距離感と認識した相手にしか至近距離に入ることを許しません。家にお迎えして間もない猫と接する時は、むやみにプライベートな距離にまで立ち入らないように注意してください。対処法としてはエサを与えたり、トイレの砂を交換する時などわずかな接点の時に不快感を与えないように注意して、毎日少しずつ信頼関係を築き上げていくことがベストです。

聴覚に加えて人間よりも嗅覚が優れている猫は、匂いにも敏感です。キャットフードを食べている様子からはなかなか想起しづらいですが、猫はもともと砂漠に暮らす肉食動物でした。温度が高い砂漠では肉がいたみやすく、胃腸が人間ほど強くない彼らにとって少し腐食しただけで命に関わる問題となります。腐った肉が発する酸っぱい臭いは命をおびやかすものとして忌避され、そのためレモンやオレンジなど酸っぱい柑橘系の香りがするスプレーや香水が苦手な個体は多いです。他にも柔軟剤の強い香りや、タバコの臭いは嫌がる傾向にあります。

目をみつめるという行為も、実は好ましくありません。もともと単独で狩りを行う動物であったため、犬のように集団で狩りを行う際に用いる鳴き声のコミュニケーションは必要ありませんでした。獲物や天敵に気付かれないように、しっぽやまばたきなど無音で意思疎通を図る動物です。猫同士がまばたきせずじっと見つめ合うのは、喧嘩を売ったり威嚇をしあう際に用いる傾向にあります。じっと見つめるのではなく、目線を逸らしてまばたきを交えつつ近寄りましょう。