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猫が甘えるときのしぐさや合図を紹介します

人と距離感を保つ習性があったり、気まぐれな性格ゆえにクールな動物と思われがちですが、その一方で甘え上手な一面もあります。猫好きを魅了する、甘える時のしぐさや合図を見ていきましょう。

最も分かりやすい動作として、喉をゴロゴロと鳴らすしぐさが挙げられます。もともと授乳期の母子のコミュニケーション手段として用いられていたものであり、飼い主への親愛の情を表現する際にも使われる合図です。撫でられて嬉しい時や幸せな気持ちの時に発せられるしぐさでもあり、同時に目を細めてリラックスしていることが多いです。なおこのゴロゴロという音には、人間に対してもリラックス効果があるとされています。他にも飼い主に遊んで欲しい時などに、甘え鳴きとして高い声を出すのも同じ意味合いです。

犬が寝転がって飼い主にお腹を見せることがありますが、猫も気を許した相手にのみ同じような行動をします。動物にとってお腹は急所であり、基本的に気を許していない相手にお腹を見せることはありません。飼い主が帰宅した際に出迎えにやってきて床に寝転がり、お腹を上に見せてきた場合は精一杯の歓迎の証です。帰りを待ちわびていた猫を、しっかりと甘やかしてあげましょう。

身体をすり寄せてくる行為も、甘えたいという合図です。こすりつけ行動という名前があり、頬と額にあるホルモンの分泌腺をすりつけています。本来は猫同士のコミュニケーションに用いられていましたが、人間に対しては甘えたり、信頼の気持ちが大きいというのが定説です。自分のホルモンをこすりつけるマーキング行動は、裏を返せば飼い主は自分だけのものという独占欲の現れでもあります。信頼していたり、自分が好いている相手にしか見せないしぐさです。

足にすり寄ってきた場合、飼い主に挨拶を行っているのと同時に自身の機嫌が良いこともアピールしています。つまり撫でたり遊んだりして欲しい、という合図でもあるためその好意に応えてしっかりと甘えさせてあげてください。

しっぽが立っている状態も、甘えたいというサインです。猫の感情を分かりやすく伝える、数少ない手段の1つがしっぽとなります。子猫が母親に排泄を手伝ってもらう際にしっぽを立てて甘えるという習性があり、この仕草は子供時代の名残りとされています。

子ども時代の名残りがそのまま甘えるしぐさに直結しているのは、両方の前足を飼い主のお腹の上で足踏みする行動も同様です。授乳の際に子どもは、前足でお乳を踏んで飲む習性があります。母猫のお腹に似て柔らかいものに触った際、子どもの頃を思い出して足踏みするという訳です。リラックスしていたり、とても眠い状態の時によく見られます。

ネコ科全般に見られますが、甘噛みも甘える時のしぐさの1つです。もともと動物同士で広く見られるコミュニケーションであり、親子や兄弟間で噛み合うことにより力加減を覚えていきます。飼い主を親代わりに感じて、好きな部位を撫でられて嬉しい気持ちになった猫がお返しに甘噛みをするという仕組みです。お腹がすいた時や遊んで欲しい時も、同様に甘噛みで要求することがあります。